シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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【食物アレルギー】社会で理解と対策推進を
高知新聞の記事の見出し
先日、東京の小学校で乳製品にアレルギーのある児童が給食の後に亡くなった事故
それを受けての記事ですが、以下紹介します。(一部編集)
安全への配慮が最も必要なはずの学校給食で痛ましい事故が起こった。
この日はチーズ入りのチヂミが出ており、アレルギー反応によるショック死の疑いがあることが分かった。
食物アレルギーは、ほんの少し原因となる食材が含まれていただけでも、かゆみやじんましん、嘔吐(おうと)といった症状が出る。今回は最悪のケースとなってしまった。なぜ、幼い命が失われたのか。検証を尽くし、再発防止に努めなければならない。
給食について、文部科学省は「食に関する指導の手引」をまとめ、教職員の情報把握や詳細な原材料を示した献立表の配布、弁当持参などの柔軟な対応を求めてきた。
市教委などによると、この小学校でも児童のアレルギーを把握し、乳製品を使わない給食を提供していた。事故時も個別にチーズを抜いたチヂミを出したが、結果として悲劇は防げなかった。児童がおかわりをしてチーズ入りを食べた可能性があるという。
育ち盛りの児童の、周囲と同じ物を食べたいという気持ちは想像に難くない。子どもに危険性をきちんと理解させ、周囲の配慮が十分だったかなど、経緯を踏まえて給食のアレルギー対策を見直す必要があろう。
子どもたちの食物アレルギーは増え続けている。東京都が5年ごとに実施している3歳児の調査で、2009年は14・4%に上り、10年間で倍増していた。
こうした実態もあって、徐々に理解は深まってきてはいるものの、食物アレルギーの子どもを抱えた家庭では、給食に限らず食に対する悩みは依然として大きい。子どもの食の楽しみと、安全を両立する環境はいまだ十分とは言い難い。
現在、加工食品では乳のほか、卵や小麦、ソバなど7品目で表示が義務付けられているが、外食店舗の料理、スーパーの総菜など「中食」は情報が不十分なことが多い。アレルギーを店側に伝えても、原因食材に触れた手や器具で調理して、症状が出てしまうこともある。
食物アレルギーの広がりや危険性を踏まえれば、社会全体でもっと理解を深め、対策を進めるべきだろう。幼い命が残した課題は重い。
何らかのアレルギーを持っている方が増えている昨今
自らがアレルギーでなくとも、やはりアレルギーについて周りもしっかりと理解を深めていくことが
必要になると思います。
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