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中日新聞より

アレルギーの子どもを持つお母さんたちが、子どもが安心して食べられる物や使える物を効率良く買い物できるようにと、高山市の市民グループ「ままみぃ」は、同市天満町の商業施設フレスポ飛騨高山にあるスーパー・駿河屋エブリ店と連携し、店内のアレルギー対応商品などが置かれた場所を示したマップの作成を進めている。十三日から店で配布する。

お母さんの買い物を効率良く

「スーパーに行ってもどこに自分のほしい商品があるのか分からない」「一店舗でそろえられる店がほしい」-。子どもが食べたり使う物が大丈夫なのか、気を配るお母さんにとって悩みの種だ。ままみぃのリーダー西岡和子さん(39)も、アレルギーを持つ長男が生まれた後「食べられる物、使える物を探すのにいろいろな店をはしごしないといけなかった」と振り返る。

西岡さんは、安心できる商品を置いてくれて、売り場が分かりやすいように客に情報提供をしてくれる店を探した。活動の支援をしてくれていたフレスポ内の「まちづくりスポット飛騨高山」に相談。アレルギー対応商品に力を入れようとしていた駿河屋エブリ店を紹介され、連携することが決まった。

エブリ店では、ままみぃのメンバー手作りのお菓子や、メンバーが実際に子どもに使ってみて良かった物が置いてある。これらの場所もマップに落とし込む。西岡さんは「必要な物が散らばっていると、お母さんたちにはどこにあるか分からない。マップを見ながら自分の子どもに合わせた買い物をしてほしい」と呼び掛ける。

店を経営する駿河屋魚一の社長溝際清太郎さん(28)は「よりニーズが集まることで、アレルギー対応商品の種類も増やすことができ、相乗効果が期待できる」と話す。


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