シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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日経BP社ケンプラッツより
トラブルが起きた住宅はツーバイフォー工法の2階建て。スチレンは、最大で719.0μg/m2hもの濃度が検出された。これは厚生労働省指針値を3倍以上も上回る数値だ。
調査を行った住宅紛争処理支援センターは、バルコニーのFRP層にスチレンが使われていることから、そのスチレンが幅木の下から漏出したと断定した。「幅木近くのスチレン濃度が高かった。またFRPが硬化しきっておらず、VOC(揮発性有機化合物)の発生源になっている例が多い」(同センター相談部の小椋利文次長)ためだという。
バルコニーは居室の外側に当たるので、仮にVOCの発生源だったとしても、建築基準法によるシックハウス規制の制限を受けない。
ところがこの事例では、規制に対応するために室内が負圧になる第3種換気を採用していた。設計上、空気は自然給気口から入ることになっているが、現実には負圧になった屋内へ、あらゆるすき間から空気が入っていた。
バルコニー下部で揮発したスチレンは、そのすき間から屋内に吸い込まれたと推測される。
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