シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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共同通信より
電気ストーブの異常が原因で化学物質過敏症になったとして、東京都内の男子大学生(22)と両親がストーブを販売したイトーヨーカ堂(東京)に総額1億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は31日、請求を棄却した1審東京地裁判決を変更、ヨーカ堂に約550万円の支払いを命じた。
横山匡輝裁判長は電気ストーブから発生した有害物質と健康被害との因果関係を認め「ヨーカ堂側には『異臭がする』など問い合わせがあり、健康被害は予見可能。有害性を検査、確認する義務があった」と判断した。
原告代理人の弁護士によると、化学物質過敏症と製品との因果関係を認め、メーカーではなく販売元の責任を認めたのは異例という。
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