シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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共同通信より
大阪府堺市の湊保育園で、開園直前に高濃度のトルエンが空気中から検出されたのに適切な対策をとらず、園児がシックハウス症候群と診断されたなどとして、園児ら30人が21日、堺市と建設会社などに計5450万円の損害賠償の支払いを求めて大阪地裁堺支部に提訴した。
訴状などによると、2002年3月、市立保育所の民営化に伴い新築された湊保育園の空気中から、
国の指針値の約12倍の濃度のトルエンが検出された。
しかし、市は同年4月の開園を認め、建設会社などもその後約8カ月間抜本的な対策を取らなかったため、園児らは目の充血などの症状に悩まされ、「シックハウス症候群」と診断された。また、保育室が使えない不便も強いられた。
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