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産経新聞記事より
スギやヒノキによる本格的な花粉症のシーズンに突入した。既に全国各地で飛散が始まっており、
3月上旬~4月上旬にピークを迎える見通し。症状のある人にとってつらいのが、日々の洗濯や布団干しなどだ。花粉を避けるための上手な方法を探った。
容量は8割程度
環境省によると、2月上旬から近畿や九州など、2月中旬からは関東などでも花粉の飛散がそれぞれ始まった。ピークは関東や東海、九州などで3月上旬、近畿や北陸、信越で3月中~下旬、東北では4月上旬となりそうだ。同省では「ピークの前後10日から20日の間も花粉量がかなり多く、注意が必要」としている。
花粉が増えるにつれ、自宅にいても症状に悩まされる人が増えてくる。花王(東京都中央区)が首都圏の花粉症の主婦133人に「日常生活において花粉症がつらい場面」(複数回答)を尋ねたところ、49%が「洗濯物干しや取り込み時」、23%が「布団干しや取り込み時」をそれぞれ挙げた。
どう対応すればいいのか-。花王生活者研究センターの弦巻和(つるまきかず)・主任研究員は「洗濯物を外に干す場合は帽子やマスク、めがねなどを身に着けて作業し、1枚ずつ花粉を振り払ってから取り込む。飛散量が特に多い日は室内干しにするのがお勧め」と話す。
ただ室内に干すと、「嫌なにおいがする」「乾きにくい」などに悩まされがちだ。弦巻さんは「においは菌が繁殖することで生じる。防ぐには菌の栄養分となる汚れをしっかり落とし、できるだけ早く乾かすことが重要」と説明する。
洗濯時は「洗濯機に衣類を詰め込みすぎない」のが基本。花粉や汚れをしっかり落とすため、1回に洗う量の目安は「容量の8割程度まで」。洗剤と一緒に酸素系漂白剤を使うと、より洗浄力が高まるという。酸素系漂白剤入りの洗剤も各メーカーから出ている。
干し方も工夫を
「抗菌・防臭仕上げ」効果のある柔軟剤を使うのも有効だ。「柔軟剤には静電気の抑制効果もあるため、花粉の付着を減らすことができる」(弦巻さん)。洗濯機が全自動式の場合は専用投入口に、二槽式の場合はすすぎの最後に入れる。洗濯に風呂の残り湯を使う場合は、衣類に汚れが付着しないよう、すすぎは必ず水道水で行う。
洗濯物は空気により多く触れることで早く乾くため、「布と布が重なり合わないように、空間を作って干す」のが上手な干し方。例えば、バスタオルのような大きな布は蛇腹状(じゃばらじょう)に広げて、ズボンはポケットの布地が外側になるように裏返し、足の部分を筒状に広げて干す。エアコンや扇風機などの風を当てると、さらによく乾く。
一方、布団の干し方。敷布団や掛け布団を外干しした際は、手やブラシなどで表と裏の花粉を十分に払ってから取り込む。その後、掃除機をゆっくり両面にかける。飛散量の多い日は、日当たりの良い場所を選んで室内に干したい。
弦巻さんは「花粉症情報は随時チェックを。洗濯すれば花粉は取り除けるので、衣類やシーツなどはこまめに洗ってほしい」と話している。
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