シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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愛媛新聞より
食物アレルギーを知ったのはずいぶん昔。大学のサークル仲間で鍋をつついていた最中、一人が
突然倒れ救急搬送された。
カニによるアレルギー症状を起こしていた。命にも関わるとの医師の説明に驚いた。以後、周囲も細心の注意を払うことに。カニと名のつく食材はすべて排除した。小さな社会で、個々の危険に対する
認識を共有する大切さを思う。
昨年末、東京都調布市の小学5年女児が給食を食べて死亡した。乳製品のアレルギーがあるのに、担任教諭が誤ってチーズ入りチヂミを食べさせたことが先日、分かった。学校も担任も女児のアレルギーを把握していた。が、最終のチェックを抜かった。楽しいはずの食の暗転に心痛む。
アレルギー反応予防には原因となる食材を除くのがなにより大事。給食時の事故は教室での誤配膳や食べこぼしで起こるケースが多いという。その恐れをクラス全体で共有すれば、別の展開も見えてこよう。
世間には他の子と異なる扱いは疎外を招くとの懸念もある。しかし、全国児童生徒の10人に1人は
何らかのアレルギー疾患を持つと言われる。給食は「何でも食べなければならない」から「食べられるものを食べる」のが普通へと変わっている。
違いを広くオープンにして理解し合う。さらに食に関する正しい知識を学び命の重みをかみしめる。
給食はそんな場であれと思う。
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