シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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共同通信より
全国の幼稚園や小中学校で、シックハウス症候群の原因物質とされる有害なホルムアルデヒド
などが国の基準値を超えて検出されるケースが相次いでいる。
子どもの健康被害が続出した学校もあり、専門家は“シックスクール”を防ぐ早急な対策を求めて
いる。
各教育委員会は文部科学省が年1回の空気清浄度検査の対象にホルムアルデヒドなど4物質を
追加したため、今年の夏休みなどに検査を実施。
東京都や札幌市、大阪府堺市などの公立幼稚園、小中学校の約60%でホルムアルデヒドは国の
基準値(空気1立方メートル当たり0・1ミリグラム)を上回った。
このうち堺市の小学校では5・8倍を記録。東京都などでは基準を上回った教室の使用中止に踏み
切った。
また東京都江東区や山形市の公立小では、児童が頭痛や目の痛みなどのシックハウス症候群の
症状を次々に訴え、アレルギー症状のある児童は転校した。
NPO法人「シックハウスを考える会」(大阪府四条畷市)の上原裕之(うえはら・ひろゆき)理事長は「夏や冬は1日中窓を開けているわけにはいかない。もっとシックハウスの怖さを知ってほしい。学校の建材などを安全なものに交換すべきだ」と訴える。
NPO法人 シックハウス診断士協会
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