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シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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東京都内で行われた化学物質過敏症や環境医学の第一人者であるテキサス大学医学部のクラウディア・S・ミラー教授によるシックハウス化学物質に関する講演の内容が産経新聞に掲載されていたので紹介します。(一部編集、略)


妊娠前から自宅屋内で化学物質を回避する環境対策を細菌論や免疫論ではなく、石油化学製品に起因する新しい疾病概念「TILT(化学物質不耐性)論」を用い、室内で放出される化学物質にさらされることにより、さまざまな疾病の危険性が増えていることを解説。

 
予防には「化学物質を回避することが重要だ」と強調

 
TILTは2段階からなる疾患で、特に先進工業国で確認されている。第1段階は、住宅の新築や増改築、新しい家具の搬入などの際に建材や塗料などから揮発する化学物質により、感受性の高い人の抵抗力が失われる。第2段階は、以前は抵抗力のあった低レベル濃度の化学物質のほか、食品や薬、香料なども症状の引き金となる症状はあらゆる臓器系に影響を及ぼすともいわれるが、特に自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)といった神経系の発達障害を引き起こす危険性が高まるとする。


そのうえで、生まれてくる子供のために、すてきな住環境を整えようと頑張ってしまう親がいるが、これが逆に胎児や生まれてきた赤ちゃんを複数の化学物質にさらしてしまうリスクとなり得ることを知ってほしい。妊娠初期1カ月くらいの胎児が胎盤を通し環境の影響を最も受けやすい。つまり、女性が自分の妊娠に気づく以前の段階で、胎児に影響が出る恐れがあるということ。

 
将来の妊娠を考えているなら、良質な建材を用いるなど環境面での安全性を今から整えておくことが重要。

 
高気密住宅が一般的な現代では、新鮮な空気を室内に取り込めるようにすることにも気を配ってほしい。シックハウス症候群の症状は個人差が大きく、成人と子供では化学物質に対する感受性も異なる。

 

子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査) も始まり、環境由来の健康影響について関心が高まりつつあります。

 
この辺りをわかりやすく多くの人に伝えていけるよう、努めます !
 

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