シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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日本経済新聞記事より
東京都がインターネット通販の収納家具を調べたところ、2割から国の指針値を超える濃度の有害物質ホルムアルデヒドが空気中に放出されていたことが17日までに分かった。都内の消費生活センターには相談が相次いでおり、都は消費者庁などに改善を要望している。
調査は昨秋実施され、食器棚と本棚、タンス計30個が対象。室内に家具を丸1日放置した後の空気中のホルムアルデヒド濃度を測定したところ、6個が厚生労働省の指針値(0.08PPM)を超えた。中には指針値の4倍以上のタンスもあった。
ホルムアルデヒドは家具の合板などに含まれ、涙や鼻水が出るなどのシックハウス症候群の原因となる。内装建材や作り付け家具には建築基準法に基づく規制があるが、それ以外の家具は対象となっていない。
都内の消費生活センターには収納家具のネット通販購入者から「目がチカチカする」「気分が悪い」などの相談が最近10年間で149件寄せられたという。
都は「ネット通販家具が体調不良の隠れた原因になっているケースもあると考えられ、消費者も部屋の換気などの注意が必要だ」と指摘している。
日経BP社 ケンプラッツより
インターネット通販で販売されている家具製品の5つのうち1つが、厚生労働省の室内濃度指針値(0.08ppm)を上回るホルムアルデヒドを放散していることが東京都の調査で分かった。
【関連サイト】
ネット通販家具の2割でホルムアルデヒド指針上回る
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