シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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独立行政法人 国民生活センターより
2012年8月、室内で子ども用のバスタオルにUVをカットするという衣類用のコーティングスプレーを
缶の半分程度使用したところ、肺障害等を発症し、入院するという事故が発生しました。この商品は、防水スプレーにも使用され、呼吸器系の中毒事故を引き起こす可能性のあるはっ水剤成分の一つであるシリコン樹脂が配合されているものでした。
しかし、一般的な防水スプレーのように注意表示が目立つようには記載されておらず、消費者が表示を見逃し、十分な注意を払わずに使用してしまうおそれがありました。
スプレー剤の吸入による呼吸器系の中毒事故としては、防水スプレーによるものが知られており、1992年末から1994年にかけて、呼吸困難、せき等の呼吸器系中毒症状が主な症状となる急性中毒が多発しました。そこで、厚生省(現厚生労働省)を中心として原因究明が進められ、溶剤による頭痛、めまい等の神経症状とともに、はっ水剤樹脂を含む噴霧粒子により呼吸器系中毒症状が引き起こされたことが明らかとなり、1998年には「防水スプレー安全確保マニュアル作成の手引き」が策定されました。
当センターでも、1996年8月に防水スプレー等の吸入による危険性に関して注意喚起を行っています。 今回の事故事例のように、防水効果をうたっていない衣類用スプレー製品でも、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等を含むものについては、防水スプレーと同様の危険性があると考えられます。そこで、このような商品7銘柄について調査し、消費者に情報提供することとしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ フッ素樹脂、シリコーン樹脂等を含む衣類用スプレー製品の安全性
-防水効果をうたっていない商品について-
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