シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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共同通信より
大阪府堺市東湊町の「湊保育園」(園児150人)で、高濃度のトルエンにさらされシックハウスの症状が出るなど精神的な苦痛を被ったとして、園児ら42人が17日、堺市と建設会社などに計2100万円の損害賠償などを求める民事調停を堺簡裁に申し立てた。
申立書などによると、湊保育園は2002年4月、市立湊保育所が民営化され開園した。
開園直前に空気検査を実施したところ、国の指針値の約12倍の濃度のトルエンが検出された。
しかし、市は保育園開設を中止せず、同年7月の健康診断で19人の園児がシックハウス症候群と
診断された。
園児側は、市は高濃度のトルエンの検出を認識しながら開園を認め、園児らがトルエンにさらされる
ことを見逃した過失があると指摘。
堺市は「内容を見ていないが、調停の場で誠実に対応したい」とのコメントを発表した。
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