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シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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花粉症の原因 構造解明の記事(産経新聞)が出ていましたので、掲載(一部変更)します。


「花粉などの刺激により体内で放出された炎症物質と結合し、花粉症などのアレルギーを引き起こす「ヒスタミンH1受容体(H1R)の立体構造を京都大や九州大、米スクリプス研究所のチームが世界で初めて解明」


 
※ H1R:花粉症の治療薬が作用する標的たんぱく質


「この構造を基に、効率的に副作用を少なくする抗ヒスタミン薬の開発が可能になる」


副作用で眠たくなり、困ったこともあるので、一日も早くそうした副作用の少ないものが出てきてほしいですね。



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先週末、科学技術館で開催されていた「EXPO2011わかろう医学つくろう!健康「体験博覧会」
駆け足で行ってきました。


医療と健康のことをわかりやすく楽しく学んでもらおうというコンセプトのもと、


大きく、

 ・わかる(体や病気のしくみがわかる)

 ・とりくむ(病気に挑み健康づくりにとりくむ)

 ・つくる(医療や健康・予防の未来をつくる)

の3つのゾーンに分かれての体験型博覧会でした。


家族連れの方も多く、体験コーナーを中心に賑わっていましたよ。
 

全体をぐるっと会場を回った印象では、


糖尿病、メタボリックシンドロームのコーナーが結構広く、体験ゾーンでもトライされている方がたくさんおられました。


子供コーナーの「キッズ・ホスピタルランド」では子供たちも真剣に、でも笑顔いっぱいにして色んな事にチャレンジしていました。



訪れた日はちょうど気温が下がり、過ごしやすい日だったので地下鉄の駅から会場までがいい感じの散歩になりました  ノリのリ


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東京消防庁より


プール施設における塩素ガス中毒事故について


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国立環境研究所主催の公開シンポジウム2011「ミル・シル・マモル~命はぐくむ環境をめざして~」の第二部の報告です。


第二部 環境研究の最前線

 講演1「大気シミュレーションで解明する広域大気汚染の実態」

      地域環境研究センター 大原 利眞氏

 講演2「海洋酸性化-地球温暖化と同時に進行するCO2問題」

      地球環境研究センター 野尻 幸宏氏

 講演3「化学物質による健康影響を受けやすい性質とは~感受性に関わる要因について~」

      環境リスク研究センター 藤巻 秀和氏


まずはじめに広域大気汚染の実態ですが、地上付近に存在するオゾンによる大気汚染についてお話しされました。成層圏に存在するオゾン層は有害な紫外線から我々を守ってくれますが、地上付近に存在するオゾンは別物。


そのオゾンが全国的に増加しているとのこと。


しかし、国内ではオゾンの原因物質の窒素酸化物(NOx)と揮発性有機化合物(VOC)は発生源対策によって減少しているのに、オゾンが増加している不思議な現象が。この原因として、大気汚染物質の排出量が急増しているアジア大陸からの越境汚染の影響が増加していることが挙げられました。


このように大陸から西風によって東シナ海や黄海などの海上を通過して日本上空に運ばれる汚染物質はオゾンだけでなく微小粒子状物質(PM2.5)もあり、越境汚染を引き起こしているということです。大気汚染シュミレーション結果によると、西日本における春季のオゾンに対する中国の影響は、平均すると10~20%程度、九州などで光化学スモッグが発生したときは50%程度にまで達することがあるそうです。
 

但し、未知の問題・課題として、我が国のオゾンが成層圏からの流入、ヨーロッパ・北米からの大陸間輸送、および国内での生成などの様々な影響を受けているため、これらの影響を定量的に把握する必要があるということです。


最後にオゾンではありませんが、会場スクリーンでは福島第一原子力発電所の事故によって放出された放射性物質の広域的な大気シュミレーションも紹介され、放射性物質の経時的な流れなどを見ることができました。


続いては、海洋酸性化についての発表が。


地球温暖化と同時に進行している二酸化炭素(CO2)問題。
 

この海洋酸性化とは、海水が酸性になるのではなく二酸化炭素が増えることで、酸-アルカリのバランスがより酸性の方向にシフトすることを意味します。


では、この状態になると何が起こるのかというと、生物・生態系に影響を及ぼすという損失があらわれるということ。


しかし、海が二酸化炭素を吸収しないと大気中の二酸化炭素濃度増加速度が倍加しますが、海の二酸化炭素吸収により気候の急激な変化を抑制するという便益が与えれるということ。そうしたことも踏まえて今後の影響を予測する研究が続けられているそうです。


今回の講演の最後は、化学物質による健康影響を受けやすい性質についてのお話でした。


まず環境中に存在する化学物質による健康影響を評価するときには、その濃度と毒性を把握することが重要なポイントになりますが、その影響を受ける側の感受性も考慮する必要があるということから、揮発性有機化合物(VOC)の生体防御系における健康影響を探る研究を紹介されました。


その研究によると、遺伝要因、神経要因、発達時期の要因がマウスの実験から化学物質との影響との関連、可能性があるという結果になったということ。


但し、化学物質に対する感受性の違いを生じる要因として挙げられる遺伝的背景、化学物質の濃度と曝露時期、性差、既疾患の有無などについてさらに検討し、その影響メカニズムの解明が時間の
流れ、ヒトの場合ではどのようになるのかなど、今後待たれるということでした。


最後の化学物質の健康影響の例の中では、アレルギー、シックハウス症候群、化学物質過敏症が出されましたが、化学物質の恩恵を受けながら生活している現代では改めてそのリスク再認識しなければといけませんねとちょうど隣に座られた方と一言二言会話がありました。


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先週末に有楽町のよみうりホールで開催された国立環境研究所主催の公開シンポジウム2011「ミル・シル・マモル~命はぐくむ環境をめざして~」のご報告です。


プログラムは、以下の通りです。


第一部 緊急報告:大震災後の復旧復興に向けた取り組み

 報告1「国立環境研究所の取り組み」

      資源循環・廃棄物研究センター 大迫 政浩氏

 報告2「災害廃棄物処理の現状と今後」

      資源循環・廃棄物研究センター 滝上 英孝 

 報告3「被災後の生活排水処理とその課題」

      資源循環・廃棄物研究センター 蛯江 美孝

 報告4「地域の環境力を活かす復興まちづくりにむけて」

      社会環境システム研究センター 藤田  壮氏

  ※ 報告4は当日タイトル変更がありましたが、控えるのを忘れたのでプログラムの通りに
    掲載しています。


第二部 環境研究の最前線

 講演1「大気シミュレーションで解明する広域大気汚染の実態」

      地域環境研究センター 大原 利眞氏

 講演2「海洋酸性化-地球温暖化と同時に進行するCO2問題」

      地球環境研究センター 野尻 幸宏氏

 講演3「化学物質による健康影響を受けやすい性質とは?~感受性に関わる要因について~」

      環境リスク研究センター 藤巻 秀和氏


まず最初に第一部の旧復興に向けた取り組みですが、災害廃棄物(瓦礫)の処理を中心にお話しされました。まず、今回の災害廃棄物問題の特徴は膨大かつ広域であるということ。そして、津波による災害廃棄物量は2500万トンに上り、津波で陸上に上がった改定のヘドロなどは数千万トンに達する量とのことです。

 
次に災害廃棄物の特徴としては、


  ・混合(ミンチ)状態 ~ 分別が困難

  ・海水を被った木くず ~ 焼却時の有害物質発生

  ・津波堆積物(土砂、ヘドロ) ~ 悪臭や飛散粉塵

 
 ・広域火災地域 ~ 有害物質を含む灰の残置、土壌汚染


が挙げられました。


これらの特徴を有した災害廃棄物の基本処理については以下の通りです。


  ・被災場所からの災害廃棄物の撤去、排出

  ・仮置き場での保管

  ・災害廃棄物の分別を進めるスペース確保

  ・リユース、リサイクルできるもの、適正に処理するものを仕分ける


ここでいう適正に処理するものとは、可燃性の高い廃棄物(廃油、ガスボンベ等)や有害廃棄物(医療廃棄物、アスベスト、PCB等)などになります。


上記の基本処理で見られる課題について国立環境研究所で対応しているとのことで、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。


   国立環境研究所における取り組み


続いては、被災時の生活排水処理についてですが、今回の大震災で生活排水処理施設に見られた影響を挙げられました。


 ・地震自体による建築物の倒壊や配管の破損、地盤沈下による配管勾配の変化など

 ・津波による機器類の故障、遺失、又、建築物自体の冠水、破壊

 ・液状化による構造物の浮上



これらの被害で未処理の汚水が溢れるという問題が発生。これについては仮設ポンプなどを用いて下水管から直接揚水し、消毒・放流がなされた他、下水道地域の住民に対して節水を呼び掛けるなどの緊急措置が取られたそうです。


今後の復旧については、電気、ガス、水道のライフラインと生活排水処理施設とで復旧のタイミングがずれる場合は、仮設トイレの整備や節水機器の導入などの対応を検討していくことが効果的としながら、中長期的な計画を検討されておられるとのことです。


こうした災害廃棄物の処理、生活排水処理の復旧から本格的な復興へ向けての「復興シナリオ」について協力体制を作っているということで第一部は終了。


テレビ画面から飛び込む映像以上と思われる惨状がまだま続く被災地で、一日も早く復旧・復興できるように、我々個々のできる役割の中で果たしていくことを改めて感じました。


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