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シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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朝日新聞より

気になる記事『食物アレルギー事故どう防ぐ? 群馬県教委が対策整備へ』

私もかなりのアレルギー体質なので、普段の生活からアレルギー物質を気にかけている。それでも強いアレルギーだとどうしても症状が出てしまう。

小学生や中学生と、まだ自己管理が難しい年だとなおさらだと思う。そしてアレルギーのつらさはアレルギー体質の人にしか理解されない。

もっと社会的にアレルギーに対しての配慮や理解をして欲しいと思う。


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第30回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会「市民公開講座」『「みんなで学ぼう!子どものアレルギー」~ぜん息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎~』が開催されます。
 

 日時:平成25年6月9日(日) 13時00分~16時00分

 場所:つくば国際会議場(エポカルつくば)

 詳しくはこちらをご覧ください。

   ⇒ 「市民公開講座」運営事務局



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  NPO法人シックハウス診断士協会監修
  「シックハウス診断士補(二級)」の
  受験テキストです。

     
 

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NHKニュースより

加工食品などに使われている甘味料が原因とみられる食物アレルギーの患者が30人余り報告されていたことが、専門の医師らの初めての全国調査で分かりました。
医師は、甘味料がアレルギーの原因になることはあまり知られていないとして注意を呼びかけています。

調査したのは、国立病院機構相模原病院の医師や栄養士などのグループで、去年10月、食物アレルギーの患者を診療している全国の医師などに依頼し、およそ880人から回答を得ました。
それによりますと、食事の後にアレルギーの症状が出て、医療機関を受診した人で、甘味料による食物アレルギーと診断された人が15人、疑いがあるとされた人が18人いたことが分かりました。
中には呼吸困難などの重い症状が出た人もいるということです。

甘味料別では▽「エリスリトール」が15人、▽「キシリトール」が10人、▽「ステビア」が2人などとなっています。
甘味料はアレルギー物質としての表示義務はなく、含まれる量が少ない場合、原材料としての表示を省略することもできます。

調査を行った海老澤元宏医師は「甘味料がアレルギーの原因になることはあまり知られておらず、見逃されているケースも多いとみられる。ダイエットのための低カロリー食品が増えているので注意が必要で、今後は表示についても検討すべきだ」と話しています。

この調査結果は消費者庁にも報告されていて、消費者庁の担当者は「内容を詳しく精査するとともに、患者の数などを見ながら、今後、アレルギー物質としての表示が必要かどうかについても検討していくことになる」と話しています。

また、調査結果は11日から横浜市で始まる日本アレルギー学会で発表されます。


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産経新聞記事より

開封後に使い切れなかったお好み焼き粉などの粉製品を輪ゴムなどでとめ、常温保存している家庭は多いのではないだろうか。保存中にダニが繁殖し、それを使った食材でアナフィラキシーなどのアレルギー症状を発症するケースが報告されている。専門家は開封した粉製品は必ず冷蔵保存するなど呼び掛けている。

既往ない人も

粉製品に混入したダニを食べたことによるアナフィラキシーは1993年に初めて確認。海外ではホットケーキが原因のことが多く、「パンケーキ・シンドローム」とも呼ばれている。

日本ではお好み焼きが原因のことが多い。はらだ皮膚科クリニック(兵庫県西宮市)の原田晋院長が国内で発症した38例を分析したところ、9割がお好み焼き・タコ焼き、残りがホットケーキとピザ。これらの粉製品は開封後に数カ月から数年にわたって常温保存されていた。

原田院長は「お好み焼きでの発症が多いのは、お好み焼き粉は小麦粉単体より長期間保存されることが多いのと、魚介エキスやアミノ酸が加えられていることでダニがわきやすいためだろう」と指摘する。

アナフィラキシーなどアレルギー症状が出た人はダニアレルギーで、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などを既往している人がほとんど。中には発症までアレルギー疾患の既往がない人もいた。「ダニアレルギーでない人も繰り返しダニ混入の食品を食べることで、ダニアレルギーとなる可能性があるのかもしれない」と原田院長。

原因となったダニは、コナヒョウヒダニやケナガコナダニなど室内に普通にいる種類で、開封後に袋内に混入し、常温で保存する中で繁殖したとみられる。

食品害虫に詳しい農研機構食品総合研究所(茨城県つくば市)上席研究員の宮ノ下明大さんは「これらのダニは半透明なクリーム色で肉眼で見ただけではなかなか分からない。アレルギーはダニのタンパク質に反応して起こるので、生きているダニだけでなく死骸やフンも原因」と指摘する。

防げないダニ混入

ダニは常温では約1カ月で成虫になり、成虫になると多くの卵を産み、爆発的に増殖する。開封後の粉製品を密封性の高い容器に入れ、さらにポリ袋に入れるなどの工夫をしてもダニの混入を防ぐのは難しいという。ダニは低温で成長の速度が遅くなるため、開封後は袋の口を輪ゴムなどでとめ、冷蔵庫で保存するのが望ましい。一番は、開封後はなるべく早めに使い切ることだ。

原田院長は「アトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくなどでダニアレルギーを有している人は特にリスクが高く、注意が必要。アレルギーの有無にかかわらず、開封後の粉製品は冷蔵庫で保存するか使い切りの小分けのパックを利用し、ダニを経口摂取しないようにしてほしい」と話している。

表示で「虫害」と警告

アナフィラキシーは、複数のアレルギー症状が短時間で生じる状態。発疹やじんましんが出て、呼吸が苦しくなるなどする。重症化すると死亡することもある。

ダニによるアナフィラキシーの報告が相次いでいるのを受け、食品メーカーは数年前からミックス粉などの粉製品に「虫害による健康被害」や「冷蔵庫での保存」を注意書きに加え始めた。ただ、こうした表示がない粉製品もあり、また、表示に気づかないまま常温保存している家庭も少なくないとみられる。


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産経新聞記事より

教職員対象、700人参加

食物アレルギー疾患による事故防止を目的に、学校の教職員らが食物アレルギーへの対応を学ぶ研修会が25日、群馬県藤岡市藤岡のみかぼみらい館で開かれた。専門家による講演後には、嘔吐(おうと)や呼吸困難を伴う症状への緊急対応の実習体験なども行われた。

研修会は日本学校保健会などが主催し、県内の公立幼稚園から高校までの保健担当教諭と養護教諭などを対象に開催、県内全域から約700人が参加した。

特に、今回の研修会は年度当初の健康調査などを通じて児童らの個々の情報が得やすいことから、テーマを初めて食物アレルギーに絞って実施した。

研修会ではまず、県健康体育課の職員が県内のアレルギー疾患の状況などを説明。その後、独協医大小児科の吉原重美准教授が講演で、「児童生徒それぞれの症状の特徴を把握し、保護者の同意を得たうえで、提供された個々の情報を担任教諭だけでなく、教職員全員で共有することが大事だ」と強調した。

また、吉原准教授はアレルギー疾患の対応について「特別な子供への配慮としてではなく、一般的な子供として対応していくことが重要だ」と指摘。その上で、昨年12月に東京都調布市の小学校で乳製品にアレルギーのある5年生女児が給食後に死亡した事例をあげ、「症状が急激に進行することがあるので、目を放さずに症状変化を確認してほしい」などと注意を呼びかけた。

講演後には質疑応答も行われ、会場からは「果物に反応する子供が増えているが、対応は」などの質問や「原因の食材を口に入れてはいないのに症状が出た」といった相談が相次ぎ、アレルギー疾患に悩む子供たちが増えている学校現場が抱える問題の根深さが浮き彫りとなった。

一方、県教委は調布市の事例を受け、緊急時の対応などをまとめた食物アレルギー対応マニュアルの作成を急いでいる。

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