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シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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日本気象協会 の発表によると、


スギとヒノキ(北海道はシラカバ)の花粉飛散は、来年2月中旬に四国と東海、関東から飛び
始め、例年と同じかやや遅くるなる見通しとのこと


飛散量は九州と四国で例年より少なく、


他は例年並みの傾向


但し、東北の太平洋側は地域により例年より多くなる見込み。


(各地域の予想)

東北        2月下旬
関東甲信     2月中旬
北陸と新潟県   2月下旬
東海        2月中旬
近畿        2月下旬
中国と四国    2月中旬
九州        2月中旬


                   NPO法人 シックハウス診断士協会
                      広島事務局:〒730-0856 広島市中区河原町5-3-2F
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読売新聞の記事から。


アレルギーを持つ幼稚園児たちが給食や屋外で遊ぶ時に体調が悪くならないよう、三重県明和町は来年4月に、通園する全園児の健康状態や症状を細かく調べて記入する「管理指導表」を取り入れる。


従来はアレルギーを持つ園児については、各園で対応を決めていたのが、小学校以上で使われている指導票を活用し、一律で対応することになったそうです。


この背景には、昨今アレルギーで悩む子供たちが増えているということ。
 

自分が子どもの頃は周りにアレルギーの子がいるのを気づかないくらい少なかったのに、今では・・・
 

このように自分が子供の頃にはなかったのに、今では当たり前のようになってきている健康障害が
増えている現代社会
 

今回の記事のように町をあげての取り組みも増えてくるでしょうね。


期待します。


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山陽新聞より

空き地や河原に生えるヨモギなど雑草類の花粉を原因とする「秋の花粉症」がシーズンを迎えている。花粉の飛散範囲が狭く、繁殖地に近づかなければある程度は予防可能。ただ、スギやヒノキなど春の花粉症に無縁な人でも発症したり、中にはぜんそくになるなど重症化するケースもあり、専門家が注意を呼び掛けている。

秋の花粉症は、空き地など街中でも育つキク科のヨモギ、ヒメムカシヨモギ、ブタクサ、イネ科のエノコログサなどが関与。夏から11月にかけて花粉を飛ばし、人によっては春同様に鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が出る。

中国・四国空中花粉研究会の名部誠副代表(吉備高原医療リハビリテーションセンター内科部長)によると、スギやヒノキの花粉は山地から風に乗り約100キロ先まで大量に飛散するが、雑草の花粉が飛ぶのは1キロ程度まで。「原因植物に近づかなければ症状が出ないことが多い」という。

同研究会の推計によると、春の花粉症の有病率が国民の18%に上るのに対し、秋は3%程度。春ほど知られていないが、「毎年この時期、鼻水が止まらないといった相談が寄せられ、抗ヒスタミン剤入りの点鼻薬などを勧めている」とドラッグストア・ザグザグ(岡山市中区清水)の担当者は話す。

キク科の雑草の花粉は粒子が細かく突起が多い形状をしており、アレルギー体質の人が吸い込むとせき込み、ぜんそくを引き起こすこともあると言う。名部副代表は「熱がないのに1週間以上鼻水や目のかゆみが続くようなら、早めに医療機関に相談して」と話している。


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9月くらいから秋の花粉症について、こちらでも何度かUPしていますが、産経新聞に家庭でできる花粉対策が掲載されていたので紹介します。


■ 心身の鍛練と生活習慣の心得

 
・少しの刺激で体が過敏に反応しないよう、日頃から皮膚を鍛える。

 
・鼻の粘膜の血行を良くするため、運動を積極的に行う。

 ・十分な睡眠をとる。

 
・ストレスを上手に解消する。

 ・刺激のある嗜好品、食物をとらない。

 ・栄養のバランスを考えた食生活にする。


刺激のある食物~辛いもの × かあ  ガーン


好きなんだけどなあ がっかり><


■ 花粉を家の中に入れないための工夫

 ・換気は花粉飛散量の少ない早朝・夜にし、風の強い日は窓を開けっ放しにしない。

 ・布団や洗濯物はできれば外に干さない。

 ・室内の掃除をこまめにする。


布団を外に干して太陽、自然の風に当てると気持ちいいんだけど・・・ うっ・・・ 


■ 外出時の注意事項

 ・頭髪の中に花粉が侵入しないよう、帽子をかぶり髪を隠す。

 ・目への花粉侵入を防ぐため、眼鏡をかける。

 ・マスクをし、口・鼻に花粉が入らないようにする。

 ・花粉がつきにくい、表面がすべすべした織り目の詰まった上着にする。

 ・スカーフをつけ、首筋に花粉がつかないようにする。


完全防護ですね  風邪ひき


■ 外出から帰った際

 ・家の中に入る前に花粉を落とす。

 
・手洗い、うがい、洗顔をし、花粉を水で洗い流す。


■ 生活環境チェック

 ・住まい、勤務先の周囲に花粉症の原因になる植物があるか知っておく。雑草のような植物で
 あれば、開花前に取り除いておく。



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アットエスの記事より

全てが恐ろしく見えた。

ありがたいはずの食べ物も服も毛布も―。

5歳と2歳の息子にはアレルギーがある。片倉智穂さん(32)=宮城県東松島市=にとって、11日間の避難所生活は苦しい選択の日々だった。

自宅アパートに津波が押し寄せ、寒さの中を息子たちとさまよい歩いた。警察署。ビルの2階。小学校の避難所。身を寄せた場所で支給されるパンや菓子は口にできない。かゆみやじんましんが出る。
ひどいときには呼吸困難を起こす心配がある。

特に次男には強いアレルギーがある。卵や牛乳に触れただけでも症状が出る。おにぎりにごまが付いているだけで食べられない。日に日に募る空腹感。寒さもあって、夜泣きやお漏らしが続いた。

見た目には分からない。だからアレルギー疾患は普段から周囲に理解されにくい。「神経質過ぎる」と言われたこともある。

周囲の人が、「お子さんにどうぞ」とアメやクッキーをくれる。でも食べさせられない。好意に甘えることができない。歯がゆかった。

味付けのりのおにぎりを食べた次男の下痢が続いた。焦っても車が無く、病院に行けない。急性反応を起こしたら助けられる自信が無い。

毛布のダニも床のほこりも症状を引き起こす。ここには居られない―。石巻市の実家に身を寄せた。

後になって、東松島市役所にアレルギー対応食の備蓄があると知った。「対応食がどこにあるのか。理解してくれる人はどこにいるのか。情報が無かった。それが悔しい」

宮城県多賀城市の「かくたこども&アレルギークリニック」にも全国から支援物資が集まった。ところが、患者に届ける手だてが無い。当初は電話やインターネットが通じなかった。避難所には
個人の物資持ち込みが禁止されていた。

角田和彦院長(58)=静岡市出身=は近くの避難所を巡り、案内チラシを配った。3月下旬にインターネットが復旧してからは、細かく成分を表示した物資の一覧を載せた。

看護師の古関順子さん(46)の自宅は1階部分が津波で破壊された。小、中、高校生の3人の娘には食物アレルギーがある。普段から学校に弁当を持参していた。避難所の食事を与えられない。
「自分で何とかしなければ」と強く思った。

幸い、コンロとガスボンベがあった。営業を再開したスーパーに野菜と米が売れ残っていた。それを鍋に入れ、ペットボトルの水で蒸すように温めて雑炊にした。1週間後、病院とようやく連絡が取れた。
仲間たちがおにぎりを運んでくれた。

通院患者の中には、少しだけなら大丈夫だろうと口に入れて、具合が悪くなった人もいた。空腹か、
アレルギー症状の悪化か―。震災の不安に加えて、多くの患者がぎりぎりの判断を迫られた。


患者間のネット頼り

アレルギー対応食品の備蓄は自治体によって差がある。今回の震災でも、全国からの支援物資が大きな助けになった。患者同士のネットワークが力を発揮する。

浜松市は、避難所に指定した施設201カ所にアレルギー対応ミルクを1缶ずつ備えている。一方、静岡市のように対応食の備蓄が無い市町もある。東海4県の患者会でつくる「東海アレルギー連絡会」は一昨年、一部市町の備蓄状況についてアンケート調査を実施した。ホームページで公開している。

事務局の足代智志さん(浜松市北区)は「患者会として具体的なニーズを自治体に提示することが大事。普段から広域的に情報を共有して災害時に備えたい」と話す。

メモ
食物アレルギーは卵や牛乳、小麦など特定の食品で、じんましんや嘔吐(おうと)などを引き起こす。国内の患者は人口の1〜2%、乳児の10%とされる。



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