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シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄について事務局よりお届けいたします。
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北國新聞より

白山市の瀬川忍さん(55)らアレルギーの会全国連絡会の運営委員グループが、災害時のアレルギー患者対応の課題をまとめ、27日に東京で開かれる研究会で発表する。同グループによると、東日本大震災の際、食物アレルギーやぜんそく、アトピー性皮膚炎の人が避難所で苦しい思いをした。
避難時のアレルギー対応が徹底されていない自治体は多く、対策を呼び掛ける。

同連絡会は震災発生後、東北の被災地に物資を届けるなど支援活動を展開した。各避難所では、小麦アレルギーのため配給されたパンを食べられなかったり、体育館にほこりや化学物質が多く、
生活できないなどの問題が相次いでいた。

2011年6、7月に東北・関東地区の114人にアンケートを実施したところ、「食べられるものがなく、
避難所を出た」「アレルギーのことを避難所の担当者に伝えられなかった」などの声も寄せられた。

この結果をもとに、同グループは▽避難所で行われる健康調査にアレルギー疾患の項目を追加する▽アレルギー対応の食品やミルクを備蓄する▽アレルギー対応品の配布窓口を設置し、専門担当者を配置する▽避難所でアレルギー症状が悪化しないよう別室を確保する-などの課題をまとめた。

瀬川さんらグループの4人は、27日に昭和大で開かれる「第13回食物アレルギー研究会」で、アンケートの結果や課題などを発表する。自身もシックハウス症候群の瀬川さんは「災害時のアレルギー患者への対応を普段から準備しておくことは、アレルギーへの理解を広げることにもつながる。全国的な対応を求めていきたい」と話した。


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マイナビニュースより

子どもの小学校入学を前に悩んでいるママがいるというので、相談にのることがありました。その友だちの娘さんは重度の牛乳アレルギーがあり、近所の公立小学校では対応してもらえなくて、学校選びに悩んでいるとのこと。

彼女は何度も学校に足を運んだのですが、「給食室では扱える自信がない」と栄養士に言われたとか。

結局彼女は、アレルギー対応をしてくれる隣町の小学校まで、子どもをバス通学させる道を選んだ
ようです。

さて、ここまで読んで、読者のみなさんはどう思われますか?

「アレルギーって大変ね」と思うのと同時に、「なぜ近所の小学校は対応してあげないの?」「牛乳出さなきゃいいだけなのに何でできないの?」という学校への批判もあるでしょう。

また反対に、「それだけの理由でバス通学なんてかわいそう」「親がお弁当を持たせるべきじゃない?」という親に対する非難も聞こえそうです。

実際、重度の牛乳アレルギーの子が避けるべきものは、給食の定番である牛乳のほかにも、特別に作らねばならないものがたくさんあります。カルシウム補給のために、よく給食で使われるチーズやヨーグルト、パンにつけるバターやマーガリンも、もちろんダメです。食パンにもバターが入るのでダメ。ハムやソーセージにも、加工のために乳たんぱくが入ってるのでダメ。メニューでいえば、グラタンもホワイトシチューはもちろん、カレーはルウに乳製品が、コロッケなどもフライにする際にパン粉を使うからダメ……と、給食の定番メニューはほとんど食べられないことになります。

アレルギーを根本から治せる薬がない今、アレルギー患児は、アレルゲンを除去して症状を抑えることが、有効な手段なのです。

単純に牛乳を飲まなければ良いというわけではなく、加工品や外食の際には充分に気を配らないと
重篤な症状がでてしまう可能性があります。

せめて給食くらい対応すればいいと思われそうですが、微量でもアレルゲンが混入しないよう、アレルギーごとに調理器具や皿を変える必要があったり、調理する台を離したりする必要があり、限られた時間と人員にとても大きな負担を与えてしまうことも事実です。

この問題に対しての答えは歩み寄りが必要で、答えが1つではないと私は思っています。

でもぜひ、アレルギーがないご家庭の方に考えていただきたいことがあります。

アレルギーは軽視してしまうと、大きな事故につながってしまうということです。アレルギーのお子さんが、「食べられない」と拒絶したものを「これは大丈夫」などと勝手な判断であげてしまったり、好き嫌いだと思って克服させようとしたりしないようにしてください。

また、子ども同士で給食の食べ残しを責めたり、無理やり食べさせることのないように、お子さんにもわかりやすく教えてあげてください。普通に遊んでいるように見える子どもでも、アレルギーをはじめ、ほかの病気で食事制限を強いられているお子さんは案外多いものです。

いま、障がいや国際化など、さまざまな場面で「多様性を認める」必要が、より求められています。
子どもの食についても、多様性を認めることが私たちに望まれています。例えば友だち親子をホームパーティーに招く際など、参加するお子さんのアレルギーや何かの食事制限に対して、気を配るひと
ことを加えてみることからでも、意識し始めてみてはいかがでしょうか。(川口由美子)


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毎日新聞より

一昨年末、魚介類のアレルギーを突然発症した。青森に赴任してから新鮮な魚介類を毎日のように堪能してきただけに、大ショックだった。

困るのは、取材先で魚を出された時のこと。事情を説明しても「好き嫌いの問題」と誤解されて、一苦労な時もある。

それ以上に「自分や家族も食物アレルギーがある」と教えてくれる人が多いのにも驚いた。
小麦、エビ、乳製品……。「乳製品を使わないアイスの作り方」など工夫の体験談も面白い。

息子がアレルギーという料理人からは「現代人の食生活が原因」と玄米菜食を勧められ、インスタント食品ばかりの食生活を見直すようになった。工夫を楽しみながら、アレルギーと前向きに付き合って
いる。
 


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愛媛新聞より

食物アレルギーを知ったのはずいぶん昔。大学のサークル仲間で鍋をつついていた最中、一人が
突然倒れ救急搬送された。

カニによるアレルギー症状を起こしていた。命にも関わるとの医師の説明に驚いた。以後、周囲も細心の注意を払うことに。カニと名のつく食材はすべて排除した。小さな社会で、個々の危険に対する
認識を共有する大切さを思う。

昨年末、東京都調布市の小学5年女児が給食を食べて死亡した。乳製品のアレルギーがあるのに、担任教諭が誤ってチーズ入りチヂミを食べさせたことが先日、分かった。学校も担任も女児のアレルギーを把握していた。が、最終のチェックを抜かった。楽しいはずの食の暗転に心痛む。

アレルギー反応予防には原因となる食材を除くのがなにより大事。給食時の事故は教室での誤配膳や食べこぼしで起こるケースが多いという。その恐れをクラス全体で共有すれば、別の展開も見えてこよう。

世間には他の子と異なる扱いは疎外を招くとの懸念もある。しかし、全国児童生徒の10人に1人は
何らかのアレルギー疾患を持つと言われる。給食は「何でも食べなければならない」から「食べられるものを食べる」のが普通へと変わっている。

違いを広くオープンにして理解し合う。さらに食に関する正しい知識を学び命の重みをかみしめる。
給食はそんな場であれと思う。


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アットエスの記事より

東京都内で昨年12月に乳製品にアレルギーのある小5女児が給食を食べた後に死亡した問題で、県内でも学校給食の食物アレルギー事故防止策があらためてクローズアップされている。

県教委によると、県内では2010年度から対策としてアレルギーのある児童生徒の保護者に原因
食物を記入してもらう「学校生活管理指導表」を全市町で導入している。

教職員間の情報共有や事故防止意識の徹底が課題になる。

指導表を使って食物アレルギーに関する配慮、管理を行っている県内の児童生徒は昨年8月時点で、全体の1%に当たる3888人。小学校で2728人(1・4%)、中学校で858人(0・9%)、高校は232人(0・3%)、特別支援学校は70人(1・7%)となっている。

各学校は指導表に基づき、校長や学級担任、養護教諭、栄養教諭らが「取り組みプラン」を作成することになっている。県教委学校教育課は「通常の手順に沿えば、校内での情報共有は可能で、東京のような事例は起こらない」と説明する。

アレルギー食材を除いた除去食を提供する市町教委もある。県内では静岡市や磐田市などの一部の学校給食センターが、各児童生徒に応じて除去食を提供している。

両市は保護者と学校、センターの連絡を密にし、提供ミスなどの防止に努めている。除去食にアレルギー物質が混入しないよう、一般の給食とは別の調理室、調理器具で作り、1人ずつ名前が書かれた容器に入れて各校に届けている。

静岡市教委学校給食課は「アレルギーのある子供が1学級に何人もいる場合もあるが、間違えば命にかかわる場合もある。保護者と学校教職員、センターで情報共有を徹底している」と話す。

県教委通知「保護者らと連携を」

県教委は9日までに、食物アレルギーのある児童生徒への指導態勢を整備し、保護者や主治医と連携を図るよう県立学校と全市町教委に通知した。

通知は校内態勢について校長、担任、養護教諭、栄養教諭、学校医などが連携し、可能な限り、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めるよう求めた。

東京都内の事例は、栄養士はアレルギーを把握し、チーズを除いた給食を提供していたが、おかわりをした際に、担任教諭がチーズ入りのチヂミを渡したとみられる。


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  NPO法人シックハウス診断士協会監修
  「シックハウス診断士補(二級)」の
  受験テキストです。

     
 

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